色々話題になったあいちトリエンナーレに行ってきた
「表現の不自由展」で話題となったあいちトリエンナーレに行ってきました。
受付の人にからんでる中年が
個人的に特に興味深かった展示がこちら
街で吸い殻やガムを拾い遺伝子のサンプルを取って、ポイ捨てした人の顔を3Dプリンターで作成。
ネットで個人情報が拾われるように、近い将来遺伝子の情報も拾われるであろう(ゴミと一緒に大事な遺伝子情報もポイ捨て)ことへ警鐘を鳴らす的な作品。
警鐘を鳴らしつつ、電車や街角でガンガン遺伝子情報を拾っていく作者ww
芸能人のシケモクとか使ったストローとか拾ってるみうらじゅんを真っ先に浮かべてしまった。
そして
暗い部屋の中にモニターが並んでるのって「突き止めた知能犯の部屋」みがある。(もしくは龍が如くの花屋)
モニターには制限時間10分で入力してもらった遺書が表示されています。
入力する作業全てが記録されているので、ミスタイプして消す作業も再現。
内容が内容だけにスラスラ書ける人ばかりでは無く、順調に入力してたけど途中で考え込んでいるようにタイプが止まる人、言葉のニュアンスを考えて一度打っては消し、また入力して消し、という人の葛藤や逡巡が見られて面白かった。
一番手前のモニターに繋いでいるキーボードは入力される文字に応じて自動で動きます。
キーボードが動いているだけで人がそこにいるように感じるのが不思議。
他にも色々あった
・60分間笑顔で同じポーズで立ってもらう作品(途中で明らかに飽きだす人がいて面白い。しばらく微動だにしない人もいてプロ根性を感じる)
・ピエロが室内にたくさんいる作品(動きそう。じっと見てたらその内に目を開けるんじゃないかと思うと恐怖で漏らしそうになる)
など、楽しめました。
小学校時代を東海圏で過ごした人には懐かしい?劇団うりんこ。小学校などによく公演に来る児童向けの劇を主に行ってる劇団で、たまたまこの日公演してて懐かしかったなあ。
当初きちんと下調べもせずに「名古屋市の拠点だけなら1時間半くらいあったら全然余裕で見れんじゃないの」と調子こいてたら、2019年のあいちトリエンナーレは名古屋市(3拠点)と豊田市(5拠点)で行われおり、愛知県美術館の10階をざっと見ただけでも1時間半はかかった。
ゆっくり見たらもっとかかるだろう。なめててすいませんでした。
入場券は1日券とフリーパスがある
行き方
今回メインで観た愛知美術館への行き方を紹介します。
まずは地下鉄の栄駅で降ります。
今の時期は暑いので地上に出ずに改札を出たらオアシス21方面に向かってください。オアシス21行きのエスカレーターを降りると、「愛知芸術文化センター」という案内板が見えます。
豚神というラーメン屋やタピオカの貢茶を正面にして、右に曲がると愛知芸術文化センターに向かう通路があります。
ここまでくるとあともう一歩!エレベーターで10階に向かいましょう。
10階で入場券が買えます。入場したらロッカーがあるので(ロッカーを使用したいとインフォメーションに声をかけて専用コインをもらいましょう)手ぶらで鑑賞できます!